セキュリティ対策アプリでウイルスの脅威に備える【Xperia Z5】
Android端末はウイルス対策アプリの導入が必須
iPhoneやiPadのアプリは、Appleの厳格な自前審査を経て、Apple Store経由でしか公開できないが、Androidアプリの場合は、必要最低限の審査をクリアすればplayストアで公開できる。
さらにplayストア経由でなく、他のサイトからアプリをインストールさせることも可能だ。この仕組みは開発者のみならず、ユーザーにとってもアプリ選択の自由度だ高いというメリットはあるものの、当然悪意あるアプリが流通しやすく、Android端末はiPhoneやiPadに比べてウイルス感染の危険性が高い。
このためAndroid端末では、ウイルス対策アプリの導入は必須だ。Android向けウイルス対策アプリはいくつかあるが、中でも人気なのが「Mobile SECURTITY & ANTIVIRUS」パソコンの無料セキュリティソフトとしても有名な、「avast!」のAndroid版だ。
ウイルススキャンはアプリだけでなくストレージ内も対象にできるほか、定期自動スキャンも可能。また一情報などの許可権限を与えられたアプリの確認や、アプリの起動ロック、アプリごとの通信料を確認する機能なども備える。
ウイルスなどの脅威をスキャンしシールドで保護
1・起動して端末をスキャンする
アプリを起動したら、まずは「スキャン実行」をタップして、端末内にウイルスなどの脅威がないかチェックしよう。しばらく待って問題がなければこのような画面が表示され、シールドが有効になる。
2・端末内に問題が検出された場合
スキャンして端末内に問題が検出された場合は、オレンジ色で表示される。オレンジの部分をタップして表示される「解決」をタップしよう。
3・リスクの詳細を確認し解決する
検出したセキュリティリスクが表示される。右端のボタン3つのドットアイコンをタップし、続けて「解決する」をタップ。該当箇所を操作しリスクを取り除こう。
4・自動スキャンの設定を行う
メイン画面で「ウイルススキャナ」をタップ。続けて「自動スキャンの設定」をタップすれば、自動で端末をスキャンする曜日と時刻を設定できる。
5・重要なアプリにロックを施す
メイン画面で「他のツール」→「アプリのロック」をタップすると、他の人につかわれたくないアプリにパスワードロックをかけることができる。
6・接続しているWi-Fiの安全をチェック
メイン画面の「Wi-Fiセキュリティ」をタップして、接続中のWi-Fiが安全かどうかチェックしよう。「スキャン実行」をタップしてしばらく待ち、「ネットワークは安全です」と表示されればOK。